ドライフルーツとは?(基礎知識)

ドライフルーツってなに?

ドライフルーツとは、ズバリ「乾燥させた果実」のことです。英語ではDriedFruitというのが正しい表記になります。

ドライフルーツは紀元前6,000年頃に登場したと言われています。
当時、木に果実がなったまま、あるいは収穫した果実が乾燥して水分が抜けることで糖分が濃縮され、とても甘い食べ物になっていたという偶然から生まれたものだと推測されています。
今でも人気のプルーンや葡萄、デーツ、いちじくなどはその頃からあったと言われています。

紀元前4,000年頃には、交易品の一つとして世界中に広がっていったとされ、古代を舞台とした映画などで貴族のテーブルなどに並んでいるシーンもよく見かけます。
日本に初めて来たのは平安時代の中期頃、中国から技術伝来されたと言われており、日本初のドライフルーツは干し柿だったようです。

ドライフルーツってどうやって作るの?

ドライフルーツの作り方は大きく分けて4つあります。

  1. 果物をそのまま干しただけのもの
  2. 果物に砂糖をまぶして余計な水分を出した後、砂糖と水分を捨て、残った果実を乾燥させたもの
  3. ジュースやシロップの様な溶液に果物を浸し、果物の水分とシロップやジュースを入れ替えて糖度をあげてから乾燥させたもの
  4. 果物を砂糖で煮詰めて、それを乾燥させたもの

以前は、果実自体の糖度が低いものは、

  • 砂糖を多く使用してドライフルーツにする
  • 水分をかなり減らしてカラカラに乾いたドライフルーツにする(傷んだり腐らない為に)

のいずれかでした。
最近は様々な技術革新により、糖度が低い状態でもある程度は水分のあるしっとりしたドライフルーツも作れるようになり、幅広い種類のドライフルーツが増えてきました。

ドライフルーツの賞味期限

果物によって、また作り方によってかなり変わってきます。
短いものでは30日持たないものもありますし、長いものは1年近く持ちます。

ドライフルーツと聞くと、適当にその辺に置いておいても長持ちすると思われている方も多いようですが、フルーツによって保存方法もバラバラです。
いちじくなどは、温度や日光の影響を受けやすい為、冷蔵庫のような涼しい場所での保管がお薦めです。

輸入商社などの保管推奨温度は15-20度というドライフルーツが多く、ご家庭ではなかなか難しいですがワインセラーの温度での保管が適温となっています。

ドライフルーツの家庭での作り方

ドライフルーツメーカーという、果物や野菜を家庭で乾燥させる機械が最近はお手軽に手に入れることが可能です。
果物をそのままスライスして機械乾燥させても良いですし、軽くお砂糖で果物を煮た後に乾燥させてもいいかもしれません。

ネットでは「天日干しすれば作れる」というレシピも見かけますが、もともと世界中で作られるただ干しただけのドライフルーツは、非常に乾燥した地域や時期に作られています。
高温多湿な日本で作る場合は、雑菌の発生リスクなども高くなりますので、乾燥機やオーブンなどを使われた方が良いでしょう。

意外と乾燥させるのに時間がかかり、手間も電気代もかかってきますので、こだわって自分で作りたいという方以外はお店で買われた方がお得なケースが多いです。

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